和室 障子の建付け調整|水井装備

和室 障子の建付け調整

瀬戸です。

今回は、建具屋さんの技の紹介です。

昔の住宅には、和室がつきもので、畳・障子・京壁・目透かし天井といった、一般的な和室が多くありました。柱・梁・造作材関係も無垢の木材を使用しており、とても風合いのある空間です。

しかし、長年にわたり、建っている住宅では、どうしても、湿気や建物構造体の変形、屋根から等の荷重、建具の変形により、動くはずの扉や引き戸が、開け閉めしずらい状況になったりします。

今回は、窓の部分、縁側との境の部分の障子が、「きつくて動かない」とご依頼があり、早速、協力業者の建具屋さんに来てもらいました。

今回の障子は、調整するにも、外すことができないくらいきつく動かず。鴨居の部分をジャッキで徐々に上げて、何とか外し、匠の技で、調整しました。

僕も、お客様も、感動するくらい、スムーズに動くようになりました。

建具屋さんは、最近では中々障子を取り扱うことも少なくなってきているとおっしゃっていました、

出来る職人さんも減ってきてしまうのかもしれません。

このような素晴らしい技術がなくなっていってしまうのは、少し寂しい気がします。

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