【工務店が教える】新築で取り入れたいアイデア集!
ちょっとした収納の工夫や、家事が楽になる動線は日々の暮らしを快適にしてくれます。
「このアイデアは浮かばなかった」「毎日の家事がとても楽」
家づくりの参考にいくつかアイデアを紹介します。
目次
注文住宅で取り入れたいアイデアとは?
注文住宅を作るときは、施工会社と何度も打ち合わせを行います。
今後住み続けるお家を快適にするために、さまざまなアイデアを知っておくことは重要です。
ご自身でSNS等を使って調べた結果や施工会社から勧められた間取りなど、アイデアは打ち合わせの中でも出ると思います。しかし、そこで出るアイデアだけが全てではなく、住み始めてから後悔したという声も少なくありません。
ご自身がまだ気づいていないお家のアイデアを幅広く情報として取り入れることで、長く住むお家を快適なものにすることができるでしょう。
これまで注文住宅を手掛けてきた経験から、お家づくりの参考におススメのアイデアをご紹介いたします。
アイデア1 【土間続きの玄関】
「雰囲気を演出」
土間は、和風の雰囲気を演出することができます。土間部分を広めにとることで、開放感のある空間に!
元々は家に上がるためのスペースでしたが、最近はではデザイン性もあるオシャレな土間が人気です。
土間はコンクリートやモルタル、タイルなどで作ることが多いので、使う素材によって雰囲気を楽しむことができますし、自分たちの好みを演出できます。
土間玄関を広くとれば開放感のある空間に
このお家は、奥まで行けば靴を履いたままLDKにいる家族とも話ができます
アイデア2 【パントリーはキッチンのすぐそばに】
「家事動線がスムーズに」
パントリーは、食料品や調理器具などの収納に便利なスペースです。キッチンの近くに設置することで、調理中に必要なものをすぐに取り出すことができます。
また、冷蔵庫をパントリー内に設置すると、キッチンがスッキリし、生活感を隠せます。
使用頻度の低い調理器具や保存食などをパントリーにしまっておけば、散らかり防止にもなります。目隠しを付ければ、急な来客があっても安心。
キッチンの真横に造作パントリーを設置
アイデア3 【 浴室・洗面脱衣室・ランドリーはまとめて】
「洗う・乾かす・畳む一連の作業を、同じ場所で行える」
同じ場所で済ますことができれば、移動の手間が大幅に省け家事が楽に。衣類やタオルを収納する棚を設置すれば畳んだものをすぐにしまうこともでき、使う時もすぐに取り出せて便利。
「家事動線がスムーズ」
一直線で同じ導線にすることで、家事がスムーズに!
3畳くらいのスペースが取れたら、室内干しもできるし、アイロンがけをするスペースも取れます。洗濯物を畳むこともできちゃうので、家事が楽になること間違いなし。
このように一連の作業を同じ場所で行うことができるのは大きなメリットです。家事効率も良くなり、より快適な暮らしを実現することができます。
しかし、ある程度の広さが必要になってきます。家族構成やライフスタイル、間取りやスペースの広さなどの条件を考慮して検討しましょう。
洗面所とランドリールームで5畳と広々
ランドリールーム
アイデア4 【玄関にウォークスルーシューズクローク】
「玄関がスッキリする」
靴をたくさん収納することができるので、玄関に何足も出しっぱなし!なんてことを避けることができます。
また、靴のにおいや汚れが玄関に広がるのを防ぐこともできます。
広いシューズクロークを作れば、玄関の収納スペースが増えるので、アウトドア用品や季節外れのもの、お子様の自転車やベビーカーなどの収納にも活用できます。とても便利な設備と言えます。
靴以外も収納できる大きいシューズクロークが便利
アイデア5 【駐車場から直接パントリーへ】
「買い物やゴミ出しなどがスムーズに」
自宅の駐車場から直接勝手口に入れれば、荷物の運搬が楽になります。
この場合、勝手口を付ける位置も重要。パントリーやキッチンに勝手口があれば、食料の買い出しの時やゴミ出しも楽ですよね。
玄関がどの位置にあって、キッチンとの距離はどのくらいかによって勝手口の必要性も変わってきます。
家の構造などを考慮して、最適な場所に設置することが大切です。
駐車場からパントリーにつながる勝手口
パントリーと繋がっていると、重い荷物を運ぶのに楽
アイデア6 【パントリーに奥様専用の書斎】
「料理や家事の合間にちょっとした仕事を」
書斎をパントリーに設置することで、家事の合間にパソコンに向かったり、時間を有効に活用することができます。
1帖ほどあれば実用的で使い勝手の良い書斎を作ることができるでしょう。
「奥様のホッとできる空間づくり」
パントリーは比較的静かな場所なので、趣味や仕事に集中しやすい環境を作ることができます。
デスクや椅子、本棚などを設置すれば在宅ワークや副業に活用することも。しかしパントリーは湿気がこもりやすいので、その対策は必要になるかもしれません。
奥様のライフスタイルに合わせて、デザインや収納の仕方を考えましょう。
人目につかない場所にちょっとしたデスクを設置
アイデア7 【寝室とウォークインクローゼットを隣接】
「身支度スペースを広く確保できる」
寝室から直接ウォークインクローゼットに入れれば、朝起きてすぐに身支度をすることができます。ある程度の広さを確保し、鏡やチェストを設置すれば髪のセットやお化粧などを行うことができます。
ウォークインクローゼットは換気設備がない場合がほとんどなので、湿気がこもりやすいのです。
予防策として、寝室とウォークインクローゼットを扉を付けず一体化すれば、快適で使いやすい空間が実現できます。部屋の広さや採光などにも注意して検討しましょう。
※当社の新築(SW工法)では、換気設備はついております。
壁で仕切りをし、クローゼットと繋げることにより換気対策にもなります
机を置けば在宅ワークの時にも便利
まとめ
新築は様々なアイデアを取り入れることができるので、お家時間をより快適に便利にすることができます。
自分たちの暮らし方にはどのようなものが必要か、よく考え話し合ってお家づくりをしましょう。
新築を建てる際に様々なアイデアを取り入れることで、毎日の家事やお家時間を快適にしてくれます。お家づくりの参考にいくつかのアイデアを紹介しています。