クローゼットの中に中段棚を設置しました。
最近のクローゼットの中は枕棚だけが設置してあり、中段棚は取り付けしていない事が多いです。
これは衣類を吊るしたりするのに邪魔だったり、収納ケースを置くのに邪魔になったりするからです。
ただ、やはり布団を収納したりする時には中段があった方が便利だったりします。
そのクローゼットの使用方法によって便利な棚の位置や数が決まります。これは使ってみないと分からないし、その時その時の状況によって変わると思います。
今回は中段棚を取り付けて欲しいと依頼がありました。
さらに依頼内容には既製品の中段棚だと取付すると、その後に不要になった時に、解体して撤去する必要があって、それなりに工事になってしまうので、簡単に取り外しが出来るような棚にして欲しいという要望も含まれていました。
なので、大工さんと色々考えて、両サイドに骨組みを作って、この骨組みを突っ張るようにアゴを作った角材を前後に入れて、その上に板を置くようにしました。板と骨組みのところに数箇所ビスを打ちましたが、それ以外はビス留めせずに作成しているので、簡単に取り外しが出来、クローゼット内も傷がつかないようにしました。
この工事はその方法が見つかれば、簡単な工事で、後は突っ張る必要があるので寸法通りに加工できれば良いというものでした。
事前に加工していったので、実際に現場では30分程度で完了しました。 今後はますます、使用方法の変化も考慮して工夫が必要なケースも増えると思いますので、色々経験して知識を深めて、提案出来るようにしていきたいと思います。