瑞穂町木造住宅1階改修工事③

工務部 井上です。
瑞穂町木造住宅改修工事、床仕上げ工事を行いました
外部サッシの入れ替えも終わり内装工事に取り掛かります。
まずは石膏ボードや内部下地材等を搬入する前に木質フロア仕上げ工事を行います
今回の工事で使用する床仕上げ材はトイレ洗面所がクッションフロア、和室は縁無し畳、それ以外のLDK洋室等が木質フロア12㍉仕上げになります。
先行して木質フロアを仕上げるのは床を張る時になるべく資材の移動を少なくする為と、壁ボードを張る前の方が床を仕上げる際、逃げがきく(障害物が少ない)為です
フロアを張る前にまず床の割り付けを行います
割り付けをしないと壁際に床の目地が入ってしまったり見た目のバランスが悪くなります。
木造在来工法でフロア材が1820㍉×303㍉の標準的な材料であれば、柱の芯にフロアの目地が来る様に割り付けると大体均等に割り付けできます。ただし部屋の大きさが基準の寸法でなかったり玄関の上り框の位置等確認して目地がギリギリにきたりしない様に調整しなければなりません。
LD.洋室に電熱式の床暖房が入る為割り付け後に床暖房の位置を決め敷き込みます。
今回使用した電熱フィルム式の床暖房は厚さが0.35㍉と薄く高さに影響がほぼない為、床の高さを変えられないリフォーム工事等には適していると思います。
床暖房の電熱部分に床張りの釘を打ってしまうと床暖房が使えなくなってしまう為特に慎重に確認しながら施工します。部屋全体を張り終えたら養生をして完成です。
【床張り前】

【床暖房敷き込み】

【床仕上げ張り】
