地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)
今度始まる「新築住宅」の地盤調査を行いました。
敷地は、近隣などの状況を見ても比較的良好な地盤と思われました。
地盤調査の方法もいろいろと存在するのですが、2階建て木造住宅の場合はほぼ
「スウェーデン式サウンディング試験」という手法がとられることが多いです。
今回もこの手法で調査しました。
地盤調査も今では建物を建築するための必須事項です、この調査で今計画している建物を改良せずに建てても
大丈夫なのか否かを判断します。もしもNG判定が出てしまった場合には、地盤改良や建物基礎の計画を変更し
この地盤に建てても大丈夫な計画とします、結構調査の時は、ドキドキして立ち会っています。
どんなに丈夫な建物を建てても地盤が悪ければ、建物は地震の時に傾いてしまったり、損傷してしまうことがあるということです。
そういうことからこの「地盤調査」は大変重要な試験となります。だから絶対に立ち会います!
今回建てる住宅も「木造2階建ての高気密・高断熱のゼロ・エネルギー住宅、耐震等級3、認定長期優良住宅」となります。
この超高スペック、高性能住宅をもってしても地盤が悪ければ、快適には住むことができません。
上部構造ばかり目が行きがちですが、地盤や基礎もとても重要なことです、これからお家をたてる方、また近くにそのような方がいらっしゃいましたら、十分にそのことも考慮していただきたいと思います。
調査の結果、今回の地盤は、良好な地盤で、2階建て木造住宅で基礎形状がベタ基礎(床下が耐圧版でコンクリートになっている基礎)当社の標準的な基礎ならば十分に大丈夫という判断結果が出てきました。これにより地盤改良や基礎形状を変更せず、金額も増額せずに着工することができます。
地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギー住宅助成金の申請や認定長期優良住宅の申請作業があったり、建築基準法の建築審査会の同意申請があったりと基礎着工するまでは、もう少し時間がかかりそうですが、またお伝えしていきたいと思います。
地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)