【瑞穂町】家族の「輪」を作る新築住宅
敷地は、区画整理されたもので、第一種低層住居専用地域に属し、南面道路、日当たり良好の敷地で、道路よりも+700程度敷地GLが上がっていました。建物は高さを抑えつつ空間を最大利用するためスキップフロアとして、最大限空間を利用しました。
1階リビングキッチン床下は、蓄熱暖房を導入しました。蓄熱空間とするだけでなく、 収納スペースとしても利用しています。
1階の和室~ミニキッチン~トイレまでの一段下がった空間は将来、親との同居にも、成長した子供のプライベートスペースにも、来客の宿泊スペースにも使えるように考慮し、プライバシーを保ちつつこの空間で多少の炊事などは出来るように設計しました。
リビングキッチンン内に2Fへの階段を設け強制的に家族が一日一度は顔を合せるような間取りとして、家族コミュニケーション「輪」を心がけました。
スキップフロア中2階部分に浴室、洗面脱衣室(洗濯機スペース)、洋室兼家事室を設けることによって家事動線を素直にして洗濯物干し等毎日の作業を軽快にしました。
また洗面脱衣室の空間にゆとりを持たせることで朝通学通勤のピーク時、身支度に少しでも心のゆとりを持たせるように配慮しました。
もう一段上がった2階にはトイレ、子供室、遊び心のあるホールが存在します。子供室は一部勾配天井として高さにゆとりを持たせました。今はホールとの仕切りもなく子供室ホールと一体空間となってますが成長につれて将来は2室に分けられるような配慮、 自由度を高め可変性を考慮しました。ホール螺旋階段を上がると小屋裏スペース、屋上バルコニーへと続きます。
屋上バルコニーは家庭菜園等「いこい」の空間となっています。
また屋上バルコニー出入口は、採風テラスドアとして重力換気を出来るようにして、熱だまりをなくしています。
外部は、バルコニーを大きく洗濯物、布団を干しやすくした。1Fリビング・和室の日当たりも考慮して、バルコニー床にFRPグレチングクリア床を使用しました。 屋上バルコニーも設けて夏場の花火大会を鑑賞できるスペース、また屋上緑化(家庭菜園)できるスペースとしました。
内装、建具、ドアノブ、トイレットペーパーホルダーにまでこだわり抜いた住宅です。