補高便座の取付

トイレの交換に伴い、補高便座を取付しました。補高便座とは、通常の便座の下に挟むことによって座面の高さが高くなって、座ったり、立ったりする事が楽になる便座です。
通常の便座の高さが床から39㎝程度ですが、補高便座を取付すると42㎝になります。つまり3㎝高くなります。
3㎝は数字で見るとその程度で意味があるのかと思ってしまいますが、身長177㎝の人と180㎝の人では見た目が変わるように、人の体の3㎝は色々な影響が出てきます。
補高便座を使用する事で、膝を曲げる角度が3㎝変わるので、通常の便座だと3㎝深く腰を落とすことになるので、その分立ち上がる時に足腰に負担がかかります。
怪我や高齢により、足腰に痛みが生じる場合には、1日数回利用することを考えると、少しでも負担が少ないほうが良いと思います。
この補高便座の取付に関しては、便座と便器の間に挟み込む必要があるため、便座を外して間に差し込みボルトで固定します。
便座がウォシュレットの場合には、ウォシレットを取付ける座金を補高便座の上に取付する必要があって、なかなか難しかもしれません。
取付をご検討の場合は、トイレの種類によっては取付出来ないものもありますので、プロにご相談するのが良い思います。