2024 村上・笹川流れ国際トライアスロン
瀬戸です。
体力が続く限り頑張りたいと思っている趣味の一つ、「トライアスロン」
年に2回は、大会に参加して今の自分と向き合って、
自分の弱さを実感して、
また日常に戻って頑張ろうって思います。
40歳を超えてから始めたもので、
基礎的な体力や、体の動かし方など、全くの素人で、
フィニッシュするのが自分の中での限界値。
それでも、
競技中のいろいろな気持ちの変化、
フィニッシュ後の達成感、
自分がいる環境・家族とも健康でいられることへの感謝
改めていろいろなことが実感できる良い時間となっています。
新潟県の村上市で開催される村上・笹川流れ国際トライアスロンに参加してきました。
50歳を超え、エイジグループももう一つ歳を重ねたグループでのスタートとなりました、
スイムは、きれいな瀬波海岸を1.5㎞
バイクは、笹川流れに向かう海岸線を、40㎞
最後のランは、村上市の風情のある街並みを10㎞
それぞれのパートで、いろんなことを思います。
スイムは、一番事故の多いパートでもありますので恐怖心との戦い。
苦しくて息ができなくならないかとか、
周りの人の泳ぎに巻き込まれたりしないかとか、
自分のペースで淡々と泳げるわけではなく、人とぶつかったりして、
それを避けたりしながらオープンウォーターを泳ぐので、それなりに怖い。
次は、バイクパート。
スイムパートが終わって一安心して、今度は、爽快に走れるバイクパート40㎞。
自分の場合、このバイクパートはいろんなことを感じられる瞬間です。
会社の事、仕事の事、家族の事、自分の事、
お土産何買っていこうかなとか、
何食べて帰ろうかなとか。
とにかく瞬間瞬間、景色・空気を感じながら、思いついたことを感じ感謝する時間です。
そして足は、サイクルメーターを確認しながら、ただただペダルを回し続ける。
最後はラン10㎞
バイクパートを頑張りすぎると、足が残っていなく、
ランは、思ったように走れない。でも、休んでも歩いても、とにかく前へ進みます。
自分がつらそうな顔をしているので、沿道の方々が
「ファイト、ナイスラン!」
「あともう少し!」
「おかえり!」と声をかけてくれるのですが、
「ありがとう~」と、かぼそい声で返すのが精いっぱいで。
コーナーを曲がってゴールが見えてくると、
「東京から参加の瀬戸さん。おかえりなさい、フィニッシュです!」と
マイクで、フィニッシュを盛り上げてくれて、達成感に包まれます。
終わってからは、
しばらく動くことができず、放心状態。
お土産を買って、その日のうちに自宅へ帰り、次の日から仕事で日常に戻ります。
また、この瞬間を楽しめるように、日々精進します。
ありがとうございます。