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小規模住宅の省エネ基準の義務化

2019年03月13日

「低炭素社会に向けた住まいと住まい方の推進に関する工程表」

「低炭素社会に向けた住まいと住まい方の推進に関する工程表」でも記載があったのですが国が推し進めようとしていた2020年に小規模な住宅省エネ基準適合の義務化がこの度、決定とはならず見送られました。このことは、住宅の性能を真剣に考えている人たちにとっては「え~っ」となるくらいびっくりしたことでした、そのことについて業界団体では署名活動まで行いました。

現在、大きな建築物については省エネ基準を達成していないと建築基準法違反になるので建てられないということになっているのですが、小規模な住宅についてはまだ努力義務程度にとどまっております。この度、義務ということとなれば達成していなければ建築基準法違反となり建てることができないということになって、住宅の高性能化、CO2削減効果など生活の根源である住宅の底上げにつなげることができました。

車業界はというと、どんどんと改善して、どんどんと交通事故の死亡者数を減らして、自動運転で交通事故0人を目指している時代なのに、住宅業界ときたら、ヒートショックによる死亡者数は減ることを知らず、これから作る住宅についても諸外国から見ると基準自体がかなり遅れていては非常に問題を感じます。そのことはとても切ないことです。小規模な住宅こそ毎日、人が生活を営む場所ですので、最低限でも住宅の性能レベルで起こってしまうような住宅内の事故を無事故となるような性能を保たなければならないとおもいます。

しかし、国の立場上、規制は最低限でないと、すべての自由の尊厳にかかわることとなるので致し方ないところもあるでしょう、そうなると、真剣に住宅について、住む人のことを考えて住宅を創る勉強熱心で真摯な従事者に設計、施工をしてもらう必要が出てきます。僕たちは、国の基準がどうあれ、今まで確立している技術を生かし、これからさらに勉強し住む人にとっての生活の質、豊かな生活を営むための器を創造するのみです。