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地震に強い家①

2018年02月05日

家を建てるには皆さんそれぞれ優先順位があると思います。その中でも「安心・安全」というキーワードは欠かせないところでないでしょうか。その「安心・安全」財産を担保するうえで「地震に強い家」というのは重要です。皆さんがご存知のように、日本は地震大国です。政府機関は、今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率を発表しています。

しかし、2016年に起こった熊本地震の様に予測に載っていないところでも日本に住んでいれば大地震に見舞われる可能性があります。毎日の生活で忘れがちではありますが、地震の備えは万全にしたいものです。では、地震に強い家を建てるためにどのような家が地震に弱いのかを見てみましょう。

皆さんもイメージでなんとなく予想はつくかもしれませんが、1つ目は、1階よりも2階の方が重い家です。1階よりも2階の方が大きかったり、重い屋根材が乗っかっていたりすると地震の時に2階部分の方が大きく揺れたりして1階に大きな負担がかかってきます。1階部分をそれに耐えうるように強くすればよいのですが、それをしないと1階部分が壊れて倒壊する危険があります。2つ目は、壁が少ない家です。一般的に木造住宅や壁構造の建物などは、地震の揺れを壁(耐力壁)で支えます。この壁の量が少ないと地震による揺れを支えきれなくなり、倒壊してしまいます。採光をたくさん取り入れるのに、窓開口などをたくさん設けるのもとても開放的で良いのですが、壁の量が圧倒的に少ないのは危険です。3つ目は、総合してバランスの悪い家です。1階と2階のバランスが悪かったり、1階と2階の柱の位置が悪かったり、北側には壁がたくさんあるのに、南側には窓をたくさん設けるために、壁が少なかったり・・・ということです。間取りやデザインにばかり目が行きがちですが、地震に強い家を造るためには、今記載したような弱点を考慮して設計し計算しなくてはなりません。次の回では、「耐震・免震・制震」などの違いや耐震等級という概念について簡単に解説します。