1. ホーム
  2. 水井装備ブログ
  3. 体感温度

体感温度

2018年01月17日

寒い季節になりましたね。毎日の朝がつらいという方も多いのではないでしょうか?
夜に暖房をOFFにして寝ると朝には家の中でも冷えきっているのが当たり前になっていませんか?これから新しく住宅を建てる方、また大規模な改修をお考えの方には、水廻りやインテリアのことだけでなく、是非、目には見えないところになってしまいますが、住宅の気密、断熱性能にも目を向けてお考えになっていただきたいところです。僕自身、以前住んでいたところは、この時期はニット帽をかぶって寝ておりました。多分2℃とか3℃とかの世界ではないかと思います。当然、夜中も寒さで身体が緊張して、よく眠れていなかったような気がします。当然、昼間の生活にもそのことは影響していて良いパフォーマンスが出せていなかったのではないでしょうか。しかし、現在の住まいは、この時期でも、寝室は、無暖房で17℃くらいにはなっていると思います。朝起きるのも全くと言っていいほど、つらいと感じたことはないですね。その秘密は、いろいろと条件がありますが、一番は、気密・断熱ですね。特に人から近くにある床や壁そして窓など開口部からの熱の出入り、外と中の温度差によって熱エネルギーが伝達します。換気も重要ですし、もちろん空気を汚さないような暖房機器も必要です。
皆さん、「体感温度」という言葉は、ご存知でしょうか?自分たちの身体に感じる温度のことで例えば、室内にいて温度計は、24度をあらわしているのに自分が感じるのは肌寒い温度に感じるというようなことです。それは、温度計が壊れているのではなく、「体感温度」が低いということになります。しかも、良く時計などと一体になっている温度計だと、室内の上の方についていて、25~26℃を示しているのに、床面にいる人はもこもこスリッパをはいて、ジャンパー着てみたいなことになります。室内上下の温度差がかなり激しい状態がこのようなことになります。この「体感温度」はどういうものなのか、またどうしたら改善出来てくるのか?それは、算出する式を見てもらえればわかります。体感温度を計算する本格的な計算式は、かなり複雑な計算式もありようですが、僕らのような一般的な人間にもわかりやすいような簡易式の計算式があります。

体感温度=室温+表面温度/2   という式です。式だけだとわかりづらいので・・・

例えば、室温を20℃に設定しました。
(20℃に室温を設定したということは、その人は、20℃近くの温度を希望しているということですが・・・)しかし、外気(屋外)に接する壁・床・天井の温度(輻射熱)(表面温度)が10.8℃だとしましょう(断熱性能の低い家)それを式に代入すると、20℃+10.8℃/2=15.4℃ということになり実際に感じる温度は15.4℃程度ということになります。そして、もう一方、室温を20℃に設定しました。外気(屋外)に接する壁・床・天井の温度(輻射熱)(表面温度)が18℃(断熱性能の高い家)に保たれていたとしましょう、するとどうでしょうか。20℃+18℃/2=19℃ということになり、かなり希望に近い温度で部屋が保たれているということになります。この体感温度が生活するにあたっては重要になります。
もうおわかりですね。室内温度の快適性を改善するためには、気密・断熱が重要になります!
しかも断熱性の低い家では、室内でも床から天井までの上下の温度差、また、気密が保たれていないと冷たい空気などの流入により気流が発生して余計に寒さを感じたりして、開放型の灯油のファンヒーターなどを使ってどんどん部屋の空気を燃焼させて部屋を暖かくして、燃焼した空気を部屋の中に排出して・・そして部屋と屋外の温度差と室内の燃焼ガスによる水蒸気の発生により窓廻りに結露が生じて・・・そして空気が悪くなるので時々空気の入れ替えのために寒いのに窓を開けて新鮮空気と入れ替えて、空気はきれいになりますがまた室内が寒くなって、エネルギーをどんどん使っての繰り返し・・・ということになり、悪循環になってしまいがちです。なんとなく健康にたいしても悪影響のような気がしませんか?