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建物の基本性能をあらわす数値② (UA値その2)

2017年09月06日

基本性能のお勉強の続きです。当社では、5・6地域の0.87(W/㎡・K)という基準では性能的に足りないと思うとお話しさせていただきました。なぜそう思うかというと、まず、日本の住宅の性能値設定のレベルが低すぎるということ、それとこの数値をクリアできるような住宅つくりは、もう十数年前からの行っているということです。これから国は2020年に向けて高性能な住宅を増やしていこうとするロードマップを掲げています。それには2020年には新築住宅の過半をZEHにするとしています。もうすぐです。それなのに建物の基本性能がこれではいけないのです。最低でもZEH適合基準の0.6(W/㎡・K)以下にする必要があります。
実はさらに上の基準を設けている「HEAT20」という日本の省エネ住宅をリードする有識者グループがあります。このグループは「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」という正式名称で、「住宅におけるさらなる省エネルギー化をはかるため、断熱など建築的対応技術の着目し住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持と快適性の向上のための先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体でありメンバーは研究者、住宅建材生産者団体の有志によって構成されています」となっています。当社ではこの「HEAT20」のレベルに賛同し、建物の高性能化による健康維持、快適性の向上を目標にした家づくりを進めていきたいと思っております。このことを考えるとなぜ住宅を高性能化しなくてはならないのかがわかります。住む人が、健康で快適に末永く住まうためには、住宅の高性能化が必要だからです。
断熱性能による健康改善のデータもあるくらいなので、建物の断熱性はいかに大事かがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UA値という数値は、建物の形状を工夫し、建物の外皮の断熱性能(開口部の断熱性能、断熱材)を良くすることによってより良くなります。住宅の設備と違い建てた後では中々リフォームして変えられない部分ですので、建てる前から考えて「得する人」になってください。